パリ・マレ地区で美味しい異国料理|ファラフェルおすすめ3選

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旅行中の野菜不足はファラフェルで解消!おひとり様でも気軽に楽しめる、お持ち帰りOK!

パリのレストランと聞くと敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、実はちょっと小腹が空いたときや、サクッと食事を済ませたいときに、気軽に立ち寄れる異国料理のレストランがたくさんあります。

おひとり様でも入りやすく、カジュアルな服装でも大丈夫です。

オシャレな人たちが集まるマレ地区で、気取らずに楽しめる中東発祥の料理「ファラフェル」を試してみました。

この記事では、行列ができるパリ・マレ地区のおすすめ「ファラフェル屋さん」をご紹介します。 

ファラフェルとは?

ファラフェルは中東発祥の人気料理で、『ひよこ豆』や『そら豆』を潰し、スパイスやハーブと混ぜて食用油で揚げた、パン粉なしのコロッケのような料理です。外はカリッと、中はふわっとした食感が特徴で、独特のスパイスが効いています。

伝統的にはピタパン(空洞のパン)に野菜やソースと一緒に挟んで提供されることが多く、プレートに盛り付けた野菜とファラフェルをピタパンに挟んで食べるスタイルも人気です。

また、健康志向やベジタリアン向けの料理としても注目されており、新鮮な野菜と組み合わせることで、栄養バランスの良い食事として楽しむことができます。

【Rue des Rosiers】ロジエ通り

Rue des Rosiers(ルー・デ・ロジエ)とは「バラの茂みの通り」を意味し、フランス・パリ4区(マレ)にある通りです。

マレ地区はかつてパリのユダヤ人街として知られていましたが、年々モードなブティックが増え、現在ではデリカテッセンやファラフェル屋さんが軒を連ねるロジエ通り周辺で、ユダヤ文化の一端を感じることができます。

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Chez Marianne(シェ・マリアンヌ)

1976年創業、「シェ・マリアンヌ」は、パリのマレ地区にある人気店です。

特に「ファラフェル」や「フムス」が有名です。店内はカジュアルでアットホームな雰囲気で、地元の人々や観光客の間で評判です。

シェ・マリアンヌは、屋内外にテーブル席があります。

ファラフェルをはじめとする新鮮で風味豊かな料理を楽しめる場所として、多くの人に愛されています。

Chez Marianneウェブサイト

プレート「LA SHOUK SHOUK」をオーダーしました。これは、ファラフェル、メシュイア、フムス、白キャベツと赤キャベツのミックス、トマト、キュウリ、コンフィにしたナス、新鮮なハーブ、タヒーナソースがピタパンと一緒に提供される、欲張りな一皿です。看板料理のファラフェルとフムスを同時に楽しめて、とても美味しかったです。

2024年時点の価格は18ユーロですが、2022年に訪れたときは16.5ユーロだったので、値上がりしています。円安もあり、日本人にとっては少し厳しい状況かもしれません。

PLATS:LA SHOUK SHOUK

Falafels, mechouia, houmous, mix de choux blanc et rouge, tomate, concombre, aubergine confite, herbes fraîches, sauce Tehina servie avec sa pita chaude

今回、プレートで提供されるMechouia(メシュイア)とSauce Tehina(タヒーナソース)を初めて知りました。そこで、それぞれがどんな料理なのか調べてみました。

Mechouia(メシュイア): 主に北アフリカ、特にチュニジアで親しまれている伝統的なサラダ料理です。メシュイアは、グリル野菜(一般的にはトマト、ピーマン、ナス、ニンニクなど)を細かく刻み、オリーブオイル、レモンジュース、塩、スパイスで和えたものです。これらの野菜を全体がペースト状になるまで混ぜられることも。Mechouiaは冷たい前菜として提供されることが多く、パンやピタと一緒に食べられます。

Sauce Tehina(タヒーナソース):生の白ゴマをすり潰し、練ってペースト状にした「Tehina(白ごまペースト)」をベースにレモン汁、ニンニク、塩で味付けしたものです。クリーミーで料理にまろやかさを加えます。テヒーナまたはテヒーニとも呼ばれ、地域によってはさまざまなスパイスやハーブを加えてアレンジされることもあります。中東料理で広く使われており、ファラフェル、フムス、グリル野菜、肉料理などに添えられるソースです

 

Chez Marianne(シェ・マリアンヌ)

住所:2 Rue des Hospitalières Saint-Gervais, 75004 Paris, France

*Rue des Hospitalières Saint-Gervais(リュー・デ・ゾスピタリエール・サンジェルヴェ通り)

Miznon(ミズノン)

「ミズノン」は、ロジエ通り(Rue des Rosiers)から曲がって直ぐの場所に、イスラエルの有名シェフ(エヤル・シャニさん)が開いたピタパンサンドとビーガン料理のお店です。

人気の「仔羊のケバブ」やフランスとイスラエルのフュージョン「ブフ・ブルギニヨン(牛肉の赤ワイン煮)」など、ピタパンに挟む具のバリエーションが豊富です。

どれも美味しそうで目移りしましたが、今回は『ファラフェルバーガー』をオーダーしました。

壁のアートも見逃せません。

丸ごとグリルしたカリフラワー

店内に並ぶのは「丸ごとグリルしたカリフラワー」です。菜食主義者に嬉しいですね。他店では味わえない人気メニューのようです。

ミズノンのファラフェルは、ボール状ではなく大きなコロッケのような形をしており、マヨネーズ、玉ねぎのマリネ、ピクルス、スライストマトが一緒にピタパンに挟まれています。シンプルな味付けで、ファラフェルそのものの味をしっかり楽しめる一品でした。

価格はファラフェルバーガーが10ユーロ、ペリエが3ユーロ(2023年時点)でした。

今回はマレ地区のファラフェルを開拓する目的でファラフェルバーガーを選びましたが、ミズノンでは他の具材のピタパンサンドや料理もぜひ試してみてください。

カウンター席とテーブル席があります。お持ち帰りできます。

ロジエ通り(Rue des Rosiers)からリュー・デ・ゼクーフ通り(Rue des Écouffes)へ曲がって直ぐ左側がミズノンです。

Miznon(ミズノン)

住所:22 Rue des Écouffes , 75004 Paris, France *Rue des Écouffes(リュー・デ・ゼクーフ通り)

 

L'AS DU FALLAFEL(ラズ・デュ・ファラフェル)

ロジエ通りにある緑色の外観が目を引く、パリで有名なファラフェル屋さん「ラズ・デュ・ファラフェル」は、いつも長い行列ができています。今回は正午前に訪れたため、あまり待たずに購入できてラッキーでした。

注文したのは『ファラフェルスペシャル (Fallafel Special)』で、価格は9ユーロ(2023年時点)です。先に紹介したファラフェルと比べて最安値です。

ピタパンには、きゅうり、トマト、キャベツ、素揚げしたナス、そしてファラフェルボールがたっぷり詰め込まれ、上にはたっぷりの白ごまペーストがベースのタヒーナソースがかかっています。赤いソースはホットソースで、店員さんがトッピングの有無を確認してくれます。

まるで野菜のブーケです。

新鮮な野菜がたっぷり入っていて、旅行中に野菜を求める体には嬉しい一品です。ピタパンサンドはずっしりと重く、食べ応えがあり、路上で完食しました。人気の理由に納得できる、絶妙なスパイスとハーブが効いた美味しさです。

行列に並んでいる際に会計を求められるので、あらかじめ注文を決めておくとスムーズです。会計後に食券を受け取ります。

L'AS DU FALLAFELインスタグラム

イートインとテイクアウトでは列が異なります。イートインの場合、同じメニューでも価格が割高になります。

テーブルに着席しましたが、店員さんがなかなかオーダーを取りに来なかったため、店を出て後日改めてテイクアウトしました。

ロジエ通り(Rue des Rosiers)

L'AS DU FALLAFEL(ラズ・デュ・ファラフェル)

住所:34 Rue des Rosiers, 75004 Paris, France

 

*上記の店舗写真および料理の画像は、2022年および2023年に私が撮影したものです。

まとめ

スパイスとハーブが効いた異国料理を、パリ滞在中の食事の候補に加えてみてください。

旅行中に野菜が食べたくなったら、食費が厳しくなってきたらファラフェルサンドやプレートがおすすめです。

ファラフェルは、お店によって味や形が異なりますので、ぜひお気に入りのお店を見つけてくださいね。

パリのB級グルメは、ギリシャ料理の『スヴラギ』もおすすめです。詳細は以下のリンクをご覧ください。

絶品ギリシャ料理 パリ2区 フィラキア(FILAKIA) | 人気のファストフード

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