パリから電車で行く世界遺産【シャルトル】大聖堂の魅力

kkday

マダム48歳パリへ行く「ボンジュール便り」

フランス Chartres(シャルトル)の街

中世に建築された大聖堂はシャルトルの街のシンボルでもあり、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

パリから南西に約80km。

パリからのアクセスは、Montparnasse(モンパルナス)駅からフランス国鉄SNCFシャルトル行きで電車で約1時間から2時間以内、シャルトル駅で下車します。

駅を降りると閑静な街並み、左手奥に大聖堂の尖塔が見えます。

シャルトルの街は1周約5km。

間近で見る大聖堂の美しいステンドグラスや彫刻は芸術作品です。便利な建築機材がない時代に作り上げたと思うと感動は止まりません。

大聖堂周辺には、昔ながらの街並みが広がり、マルシェやブティック、飲食店が並びます。

シャルトル銘菓『メンチコフ』、カフェ、雑貨などを求めて街歩きもしてみましょう。

パリから日帰りで行ける世界遺産の街【シャルトル】の魅力をご紹介します。

朝目覚めて思い立ってからでもOKです。フランスの小さな旅に出かけましょう!

パリからシャルトルまでの交通手段

滞在中のアパルトマン/ホテルまたはご自宅から、始発駅であるMontparnasse(モンパルナス)駅 まで移動します。

モンパルナス駅は、パリ14区と15区にまたがる大きな主要駅です。地下鉄や電車またはバス全ての交通機関でアクセスできます。

モンパルナス駅発のフランス国有鉄道【SNCF】を利用し乗り換えなしでシャルトル駅まで行けます。

乗車券 片道18.4ユーロ(モンパルナス〜シャルトル)2022年6月現在

***駅構内の窓口で乗車券を購入する際は、パスポート提示を求められる場合があります!写真やコピーでOKですので常に携行してください!写真は、スマホで撮影した顔写真のあるページで大丈夫です。

***乗車券を購入する人で行列でした。後に事前にwebで購入できるということを知りました。

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シャルトル(ノートルダム)大聖堂 

Chartres Cathedral(

La Cathédrale Notre-Dame de Chartres)

172窓のステンドグラスは必見!

この大聖堂は、元はロマネスク様式で建てられていました。

1194年の大火災で大半が焼失し、現在見られる姿は13世紀以降に再建されたもので、大火災を免れた南塔以外はゴシック様式(北の尖塔:正面向かって左側)です。

内部に残る172窓のステンドグラスは有名で第1次・第2次世界大戦中も外して保管され破損から守られました。

開閉時間:08:30〜19:30     

休館日:無休

入場料:無料

*春から夏はライトアップがおすすめらしい!

毎晩日没後にシャルトルの歴史的建造物や旧市街などが最新技術を駆使した独特のライトアップで彩られるそうです。昼とは異なる鮮やかさと比類なき美しさを体験したいですね。

春から夏のフランスは日照時間が長いため22時でも明るいです。交通手段が電車の場合は、パリ行き最終列車の時刻が気になり日帰りではゆっくり見れません。ライトアップを見るためには宿泊した方が良いでしょう。

 
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青ガラスのマリア(内部)

美しき絵ガラス。キリストを抱く『青』の聖母マリア。

この部分は、12世紀のもので、大火災の後に残った破片を集めて再構築されました。

赤を基調とした南のバラ窓

5連窓の中央は『キリストを抱く聖母』

西のバラ窓とステンドグラス

正面入口の真上にあるのが西のバラ窓で主題は『最後の審判』

その下のステンドグラスは、内部から見て左から『キリストの受難、生涯、系譜』の物語が絵で説明するように描かれています。

西側入口

半円状の箇所にはキリストと動物が、その下のまぐさには十二使徒、飾りアーチには十二人の天使などが彫り込まれています。

大聖堂内の壁面

しぐさの異なる彫刻群に圧巻です。

ロマネスク様式とゴシック様式

南の尖塔(向かって右側):12世紀に建てられ、大火災を免れた『ロマネスク様式』の尖塔です。建設された当時の姿で『とんがり屋根』がロマネスクの特徴です。

北の尖塔(向かって左側):16世紀に入り再建されたゴシック様式の尖塔です。シンプルな南の尖塔と比べると違いがはっきりわかりますね。

南側入口

『最後の審判』が描かれており、タンパン(半円状)の中央はキリストです。

その下にあるまぐさの中央が、秤で罪の重さを決める大天使ミカエルです。

大聖堂周辺は、昔ながらの趣深い町並みです。歩いて旧市街をぐるっと探検するのも旅の醍醐味です。

可愛らしい雑貨屋さん、お菓子屋さんを覗いたり、カフェで休憩したりシャルトルの街を満喫しましょう。

上記写真は、シャルトル大聖堂の南側から歩いてすぐの水色を基調とした可愛らしい食品・飲料店【Délices Lamarque】

素敵な絵柄の缶容器に入ったお菓子や石鹸など見ているだけでも楽しいです。

シャルトルの地ビールも販売しています。喉が渇いていたので、冷蔵庫で冷えているビールを購入し、店のマダムに栓を開けてもらいシャルトル大聖堂を眺めながらいただいきました。

シャルトル観光の記念にお土産にオススメのお店です。

住所:32 Rue des Changes, 28000 Chartres, France

ウェブサイト:Délices Lamarque

 
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シャルトル名物【メンチコフ】Mentchikoffs

メンチコフとは『プラリネチョコをメレンゲ(卵白)で包んで乾燥させた』そら豆ほどの大きさの上品なチョコレート菓子です。

シャルトルの街のお菓子屋さんでは、オリジナルの『メンチコフ』を販売しています。小さな箱入り、袋入りで最低でも8ユーロ以上ですので、お値段はお高めです。

硬いメレンゲでコーティングされているので、夏でも溶けにくいです。上質なフランス土産、贈り物として、特別な方に差し上げたいです。

下記のリンクは『メンチコフ』の詳細です。併せて読んでみてください。

ラ・ショコラトリー

La Chocolaterie

マカロンを売る店が多いのもシャルトルの特徴です。

こちらでは、店内の2階席や広場に面したテラス席で飲み物とともにマカロンをはじめとする焼き菓子を味わえます。

シャルトルで人気の『カフェ兼お菓子屋さん』です。

住所:14 Pl. Marceau, 28000 Chartres, France

ウェブサイト:La Chocolaterie

写真のピンクの箱に入った白いお菓子がシャルトル銘菓『メンチコフ』です。ラ・ショコラトリーでも販売しています。

数店舗のメンチコフを購入してみました。初めて食したメレンゲのサクッと食感とチョコレートのコラボ。

形や大きさ、チョコレートの甘さ加減は違うものの味に大差はありません。

日本では手に入らないであろう一粒一粒を大切に味わいたいチョコレートです。

 

パリから日帰りで世界遺産

パリから日帰りで満喫できる世界遺産の大聖堂が美しいシャルトル。

ライトアップを見るために宿泊プランも良いですね。

また訪れたいと思うほど魅力的な街です。

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体験談はこちら。併せて読んでみてください。

パリの夜【ムーラン・ルージュ 】値段とチケット予約方法

パリから【モン・サン・ミッシェル】へ行くには?日帰りで行ける【世界遺産】



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